ここでは実際のハードディスクの中身を見ながら、
どこの部品がどういう役割をしているかという
ハードディスクのしくみ・構造についてお話していこうと思います(^^)

HITACHI製250GBのごく普通のハードディスクです。
(右写真)は裏側です。
□で囲っているチップがコントローラーチップと呼ばれ、
ハードディスクにアクセスして、データをやりとりする役目を持っています。
ケーブルを接続するインターフェースです(左写真)
IDEのHDDなのでこんな形です。(詳しくは→HDDの種類(IDEとSATAの違い)

さあ!さっそく中身を見ていきましょう!
分解するとこんな感じになります。(分解方法は→ハードディスクを分解してみる)

これが磁気ディスク(プラッタ)です。
アルミやガラスでできていて、
容量が多いほど磁気ディスクの枚数も増えていきます。
ここにさまざまなデータが読み書きされ、記憶されていくことになります。

アーム(スイングアーム)と呼ばれる部分です。
□が磁気ヘッド
磁気ディスクにデータを読み書きする部分です。
ディスクとのすき間は
なんと!10数nm(ナノメートル)!
1nm=10億分の1メートル=100万分の1ミリメートルですので、
目に見えないほこりよりさらに小さい隙間といえます!
ハードディスクに衝撃を与えると、
磁気ヘッドの先が磁気ディスクに触れて傷をつけ、
データエラーを起こしてしまうので、
やさしく扱わないといけないというわけです。
□がアクセスアーム
アクチュエーターとも呼ばれ、
磁気ヘッドの動きはこのアクチュエーターによって作られます。
ディスクとのすき間は
ディスクが回転することによって生じる風圧によってつくられるという、
これまた極小のすき間になります。
□がステッピングモーター
磁気ヘッドやアクセスアームを
要求されているディスクの位置(トラック・セクター)にもっていく為のモーターです。
かなり精密な動きをする高性能モーターです。
ハードディスク停止時
磁気ディスクと磁気ヘッドはこんな感じで配置されています。

ハードディスク稼動時
こんな風にヘッドが細かく動きデータを読み書きしていきます。
コキコキやってみました(右写真)
もう使えませんね(^^;)

アーム(スイングアーム)を取り外しました。
磁気ヘッドは本当に繊細にできています。

□スピンドルモーター
ディスクを回転させる為のモーターです。
7200rpmや10000rpmなどがありますが、
回転数はこのモーターによります。
ディスクがブレてしまわないように
かなりの高い精度をもったモーターです。
<まとめ>
実際に分解した状態でHDDの中身を見ていくと、
理解が進みやすいですね。
HDDというものは本当に繊細な部品が多く、
今まで少し雑に扱っていた自分が無知だったことに気づかされます(^^;)
HDDの中身なんてなかなか見れるものではないので、
これであなたも”かなりのHDD通”になれたかもです(^^)